小西紀行

 

小西紀行
1980年広島生まれ。広島在住。

小西紀行は幼少期の自身も含めた家族、あるいは、ごく少数の身近な人々のスナップ写真を元にした人物画を繰り返し描いている。それら登場人物たちは、大きくうねるような自由な筆致、絵の具を擦り付け拭い取るといった身体的な痕跡と、鮮やかで深い色彩で描かれる。また、その身体や目鼻立ちは記号的かつ多角度的で、人種・年齢・性別などの個性を示す要素は全て剥ぎ取られている一方で、人物たちの互いの関係や、空間と身体のバランスは、入念な思考を凝らして描かれ、集団で身を寄せ合う人物たちが垣間見せる親密な様、あるいは緊張感までもが伝わってくるようだ。近年の主な展覧会に「ヨコハマトリエンナーレ2017−島と星座とガラパゴス」、個展「私たちの習性」(2017年 Aike Dellarco、上海)、「コレクション展 2 ダイアリー」(2017年 金沢21世紀美術館)、「カンバセーション_ピース:かたちを(た)もたない記録」(2016年 武蔵野市立吉祥寺美術館)、「Art Basel HongKong 2014」ディスカバリーズ セクター個展、「ノスタルジー&ファンタジー:現代美術の想像力とその源泉」(2014年 国立国際美術館)、「絵画の在りか」(2014年 東京オペラシティアートギャラリー)等。2016年にはPrudential Eye Awardsファイナリストとしてノミネートされた。

 

コレクション

金沢21世紀美術館
国立国際美術館
JAPIGOZZIコレクション
高橋コレクション
高松市美術館
堀美術館
McNamara Art Projects
宮津大輔コレクション
バーガーコレクション