村山留里子
1968年秋田県生まれ、在住。
村山留里子は1996年より「色のおしえ」と題した個展を都内各所で行い、2001年に「オプ・トランス!」(KPOキリンプラザ大阪)では、自らが染め上げた生地を細かく縫い合わせた大作(H:300cm×W:500cm)を出品し注目を集めました。02年の個展「奇麗の塊」(ナディッフ)でビーズ、造花、アクセサリー、人形などを即興的に組み合わせた作品を発表、03年にはコム・デ・ギャルソンやプラダとコラボレーションし、ファッション界でも一躍話題になりました。
続いて04年、『奇麗の塊』とファッションを融合させた作品『Untitled』(ビスチェ型作品10体)、『愛のドレス』を続けて発表し、また05年に山本現代での個展では、「彼の世へ続く風景」という展覧会タイトルのとおり美しくも妖しい『奇麗の塊』のシリーズで、新たに幻想的で密度の高い世界を展開し、シリーズを押し進めました。06、07年には身体を象った漆に「奇麗」を融合させた新作を発表。
その他、ボローニャ現代美術館(イタリア)、金沢21世紀美術館(金沢)、青森県立美術館(青森)、府中市美術(東京)などで行われたグループ展でも新作を発表するなど、精力的に活動しています。
パブリックコレクション
高橋コレクション
金沢21世紀美術館
森美術館
フォーエバー現代美術館