柳幸典
1959年福岡県生まれ。
イェール大学大学院美術学部彫刻科修了。
1993年、第45回ヴェネチア・ビエンナーレに選ばれ、アペルト部門を日本人で初めて受賞する。以後ニューヨークにスタジオを構え、1996年サンパウロ・ビエンナーレ (ブラジル) 、1997年ビエンナーレ・ド・リヨン (フランス) など多くの国際展に招待される。
2000年のホイットニー・バイアニュアルでは、ニューヨーク在住の作家として外国人で初めて選ばれる。2018年シドニー・ビエンナーレでは様々な作品を組み合わせた大規模なインスタレーションを発表した。
1992年に直島コンテンポラリー・アート・ミュージアム (当時) の開館に伴い個展に招待された際に銅の精錬所廃墟がある犬島に出会い、1995年「犬島アートプロジェクト」を着想する。2008年、明治の近代産業遺産と昭和の三島由紀夫のメッセージに自然エネルギーの技術を融合させた美術館、「犬島精錬所美術館」を完成させる。
ニューヨーク近代美術館やイギリスのテート・ギャラリーなど多くの美術館に作品が収蔵され、ユーモアと社会性を帯びた挑発的作品内容は常に物議を起こし、その創作行動は美術の枠に納まらない。
コレクション
高知県立美術館、高知
国立国際美術館、大阪
高松市美術館、香川
東京都現代美術館、東京
徳島県立近代美術館、徳島
ベネッセアートサイト直島、香川
原美術館、東京
広島市現代美術館、広島
福岡アジア美術館、福岡
横浜美術館、香川
広島市(広島市現代美術館制作委託)
山梨県立美術館、山梨
滋賀県立近代美術館、滋賀
沖縄県立博物館・美術館、沖縄
アレン・メモリアル・アート・ミュージアム、アメリカ
オーバーリン・カレッジ、アメリカ
ヴァージニア美術館、アメリカ
オーストラリア国立ギャラリー、オーストラリア
クイーンズランド・アート・ギャラリー、オーストラリア
テート・ギャラリー、イギリス
ニューヨーク近代美術館、アメリカ
ニューヨーク・パブリック・ライブラリー、アメリカ
ハーバード大学フォッグ美術館、アメリカ
ファブリック・ワークショップ・ミュージアム、アメリカ
フィラデルフィア美術館、アメリカ
ヒューストン美術館、アメリカ
マサチューセツ工科大学リスト視覚芸術センター、アメリカ
ルイジアナ近代美術館、アメリカ
スイスバンク・コーポレーション
ベイエリッシェ・ヴェレインズバンク、ドイツ
ルートヴィヒ財団近代美術館、オーストリア
O Museum、タイ
Museum MACAN (Modern and Contemporary Art in Nusantara)、インドネシア
Exhibition