トークセッション:「彫刻」について
小田原のどか(彫刻家、彫刻研究者)×小谷元彦(本展アーティスト)
2019年5月9日(木)
開場 19:00 / 開演 19:30〜21:30(予定)
入場料:¥800-(税込)ドリンク付/ご予約は こちらから
場 所: ANOMALY(東京都品川区東品川1-33-10 Terrada Art Complex 4F)
主 催: ANOMALY
※Talk will be conducted in Japanese.
※当日、展覧会は19:00までご高覧いただけます。
登壇者ご紹介:
小田原のどか(おだわら・のどか)
彫刻家・彫刻研究者・出版社代表。1985年宮城県生、東京都在住。多摩美術大学彫刻学科卒業後、東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻小谷元彦研究室を経て、筑波大学大学院人間総合科学研究科修了。芸術学博士(筑波大学)。最近の論文に「拒絶から公共彫刻への問いをひらく:ヤノベケンジ《サン・チャイルド》撤去をめぐって」(ウェブ版美術手帖、2018)、「空の台座:公共空間の女性裸体像をめぐって」(『彫刻 SCULPTURE1』、2018)。主な受賞に、アロットメントトラベルアワード2018、群馬青年ビエンナーレ2015優秀賞。主宰する版元から2020年にロザリンド・クラウス『Passages in Modern Sculpture』の邦訳を刊行予定(翻訳:中野勉)。
小谷元彦(おだに・もとひこ)
1972年京都府生まれ。美術家・彫刻家。1997年「ファントムリム」P-House 代官山で初個展。その後、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本館(2003年)をはじめ、リヨンビエンナーレ(2000年)、イスタンブール・ビエンナーレ(2001年)など数多くの国際展に出品。 失われた身体感覚や身体の変容を幻影として捉え、不在と存在、覚醒と半覚醒など両義的な中間領域を探求する。日本の仏像彫刻、近代彫刻の系譜への関心と意識を持ち、彫刻の新たな可能性を追求し続けている。立体作品のみならず、写真や「映像彫刻」ともいえる体感型インスタレーションなど、多様なメディアを用い、綿密に構成された完成度の高い作品が内外で高く評価されている。 主な個展に「小谷元彦 幽体の知覚」(森美術館、熊本市現代美術館ほか巡回、2010-2011年)、「Terminal Moment」(京都芸術センター、京都、2014年)、「MOTOHIKO ODANI: DEPTH OF THE BODY」(アルバーツ・ベンダ、ニューヨーク、2016年)、2011年、第25回平櫛田中賞、2012年、芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
*敬称略
タグ: 小谷元彦