トークイベント : 一之瀬ちひろ(写真家)× 三本松倫代(神奈川県立近代美術館主任学芸員)× 津上みゆき
2019年12月7日(土)
受付 17:30/開演 18:00 – 19:30
入場料:¥500- (税込 / 1ドリンク付)/ご予約はこちら
会 場: ANOMALY
※トーク中も展示は通常通りご覧いただけます
登壇者ご紹介:
一之瀬ちひろ(いちのせちひろ)
写真家。1975年東京都武蔵野市生まれ。主な個展に「きみのせかいをつつむひかり(あるいは国家)について」(2019年、ニコンギャラリー銀座・大阪)、「日常と憲法」(2016年、本屋Title)、「光のトレイス」(2016年、京都国際写真祭KYOTOGRAPHE)など。主なグループ展に「みえるもののむこう」(2019年、神奈川県立近代美術館葉山)、「New Japanese Photographer」(2015年、IMA Gallery)など。2014年JAPAN PHOTO AWARD 受賞。東京大学大学院総合文化研究科博士課程在籍。表象文化研究。主な関心はジョナス・メカス。2019年12月に私家版写真集刊行予定。
三本松倫代(さんぼんまつともよ)
神奈川県立近代美術館 主任学芸員
1974年東京生まれ。専門は近現代美術、表象文化論。2003年より神奈川県立近代美術館学芸員。主な企画展に畠山直哉(2007)、内藤礼(2009)、岡崎和郎(2010)の個展、担当した回顧展に坂倉準三(2009)、モホイ=ナジ(2011)、村山知義(2012)、原田直次郎(2016)など。2019年に葉山館で「みえるもののむこう」を企画・制作。近年の共訳にボリス・グロイス『アート・パワー』(現代企画室、2017)。
津上みゆき(つがみみゆき)
1973年東京に生まれ大阪に育つ。神奈川県在住。
京都造形芸術大学大学院修了。1996年NY滞在中に制作、作品について再考する機会を得、帰国後独自の絵画を改めて探求し始める。2003年VOCA賞受賞。2005年大原美術館が行う滞在制作プログラムにおいて日々のスケッチを元に風景画を描くという現在まで続く制作方法を確立した。全て作品のタイトルには“View”という言葉を冠しており、それは単に主題が眺めや風景だけでなく、見方や観点という広義を意識した制作に取り組んでいる事に由来する。2013年五島文化財団美術新人賞受賞。 風景画誕生の地と言われるイギリスに滞在し、制作するとともに過去の風景画家とその作品についての研究と制作を行った。主な個展に、2005年「ARKO 津上みゆき」(大原美術館)、2013年「View-まなざしの軌跡、生まれくる風景」(一宮市三岸節子記念美術館)、2015年「日本の風景、ウッカーマルクの風景」(ドミニカナークロスター・プレンツラウ/ドイツ)、2018年「時をみる」(上野の森美術館ギャラリー)、2019年「View−人の風景」(長崎県美術館)。
*敬称略
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