トークイベント:柳幸典 × 片岡真実 (森美術館館長)
2021年4月3日(土)
15:00-17:00
入場料: 無料 ご予約はこちら
定員: 35名
場 所: ANOMALY、東京
柳幸典個展「Wandering Position 1988-2021」の開催を記念して、片岡真実氏(森美術館館長)を迎えたトークイベントを開催いたします。
*申し込みが定員に達したため、事前予約は終了いたしました。恐れ入りますがご了承下さい。(2021.3.27)
*準備のため、当日は会場を14:00にクローズします。展覧会をご覧になる方はお早めにお越しください。
4月3日より、アーティストブック「Wandering Position 1988-2021」の先行予約をANOMALYにて開始します。
ご希望の方は受付までお知らせください。
撮影: 泉山朗土 (左: 柳幸典) / 伊藤彰紀 (右: 片岡真実)
登壇者紹介:
片岡真実(森美術館 館長)
ニッセイ基礎研究所都市開発部研究員、東京オペラシティアートギャラリー・チーフキュレーターを経て、2003年より森美術館。2020年より現職。2007~2009年はヘイワード・ギャラリー(ロンドン)にて、インターナショナル・キュレーターを兼務。第9回光州ビエンナーレ(2012年)共同芸術監督、第21回シドニー・ビエンナーレ(2018年)芸術監督、国際芸術祭「あいち2022」芸術監督。2014年からCIMAM(国際美術館会議)理事を務め、2020年より会長(~2022年)。文化庁アートプラットフォーム事業・日本現代アート委員会座長、第7期東京芸術文化評議会評議員、AICA(美術評論家連盟)会員。京都芸術大学大学院客員教授、東京藝術大学客員教授。その他、日本及びアジアの現代アートを中心に執筆・講演等多数。
柳幸典(本展出展作家)
1986年より蟻を使った作品、フンコロガシのように土の玉を転がす作品など、美術のシステムの外で〈移動〉を切り口に発表を開始。1993年、第45回ヴェネチア・ビエンナーレに選ばれ、アペルト部門を日本人で初めて受賞する。以後ニューヨークにスタジオを構え、1996年サンパウロ・ビエンナーレ(ブラジル)、1997年ビエンナーレ・ド・リヨン(フランス)など多くの国際展に招待される。2000年のホイットニー・バイアニュアルでは、ニューヨーク在住の作家として外国人で初めて選ばれる。1992年に直島コンテンポラリー・アート・ミュージアム(当時)の開館に伴い個展に招待された際に銅の精錬所廃墟がある犬島に出会い、1995年「犬島アートプロジェクト」を着想する。2008年、明治の近代産業遺構と昭和の三島由紀夫のメッセージに自然エネルギーの技術を融合させた美術館、「犬島精錬所美術館」を完成させる。2005年より広島市立大学芸術学部准教授として現代表現領域、そして広島アートプロジェクトを立ち上げ、広島市内にある被曝遊休施設のアートによる有効利用を目的としたプロジェクトを行う。2012年、広島県尾道市の離島「百島」の廃校となった旧中学校を拠点とした『ART BASE 百島』を立ち上げ、瀬戸内海をフィールドに活動している。
*敬称略
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