潘逸舟|「波を耕す」関連企画 トークイベント

潘逸舟x三木あき子 トークイベント

《家族の条件 – あなたと私の間にある重さ》2024、秤,茶碗,箸,スプーン、H20×W72.5×D17 cm

 

ANOMALYで開催中の潘逸舟 個展「波を耕す」の関連企画として、10月5日(土)にトークイベントを開催いたします。キュレーターの三木あき子氏をゲストにお招きし、本個展を作家とキュレーター双方の視点で語ります。また、山東省での「桃花島・家プロジェクト」など、これまで協働した展覧会やプロジェクトなどの仕事を交え、本展の大きなテーマにもなっている「属性」や「居場所をつくる(耕す)」ことについても語ります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。


日 時:  10月5日 (土) 18:00 − 19:30
登壇者:  潘逸舟、三木あき子
言 語:  日本語
入場料:  無料
予 約: ArtStickerよりご予約ください
*当日受付も可能ですが、先着順のためお立ち見になる可能性がございます。
場 所: ANOMALY、東京

 


登壇者プロフィール:

撮影:野村佐紀子

 

潘逸舟
1987年上海生まれ。東京都在住。
共同体や個が介在する同一性と他者性について考察する作品を発表している。幼い頃に上海から青森に移住した経験をベースに、切り取られた日常風景の中に自らの身体を介入させ、社会と個の関係の中で生じる疑問や戸惑いを、真摯に、時にユーモアを交えて表現する。

近年の主な展覧会に、「Thank You Memory ー醸造から創造へー」弘前れんが倉庫美術館(青森、2020年)、「りんご宇宙ーApple Cycle / Cosmic Seed」弘前れんが倉庫美術館(青森、2021年)、「MOTアニュアル2021ー海、リビングルーム、頭蓋骨」東京都現代美術館(東京、2021年)、「記憶は地に沁み、風を越え 日本の新進作家 vol.18」東京都写真美術館(東京、2021-2022年)、「ぎこちない会話への対応策―第三波フェミニズの視点で」金沢21世紀美術館(石川、2021-2022年)、国際芸術祭「あいち2022」愛知県美術館(愛知、2022年)、「ホーム・スイート・ホーム」国立国際美術館(大阪、2023年)、「イン・ビトウィーン」埼玉県立近代美術館(埼玉、2023-2024年)、「The 11th Asia Pacific Triennial of Contemporary Art」(ブリスベン、2024年)などがある。

 

 

三木あき子
キュレーター/ベネッセアートサイト直島インターナショナルアーティスティックディレクター、直島新美術館館長(2025年春開館予定)

パレ・ド・トーキョー(パリ)の創設メンバーとして2000年から2014年までチーフ&シニア・キュレーターを務めるとともに、台北ビエンナーレ(1998)、ヨコハマトリエンナーレ2011アーティスティック・ディレクター、同(2017)コ・ディレクター、バンコクアートビエンナーレ(2024)等国際現代美術展の芸術監督やキュレーターを歴任。またバービカンアートギャラリー(ロンドン)、台北市立美術館、韓国国立現代美術館、森美術館、横浜美術館、京都市京セラ美術館、弘前れんが倉庫美術館等世界各地の主要美術館のゲスト・キュレーターも数多く担う。日本を代表するアーティストの杉本博司、村上隆らについての論考や『Insular Insight』(Lars Müller、2011年ドイツ建築博物館建築本賞)等共著・共編も多数。弘前大学非常勤講師。