高橋大輔
個展「Open Map」 関連企画 トークイベント
2025.5.10 (土) 18:00-19:30
ANOMALY、東京
高橋大輔 個展「Open Map」の関連企画として、大浦周氏(埼玉県立近代近代美術館)をお招きしてトークイベントを開催いたします。
大浦氏は、高橋も参加した「NEW VISION SAITAMA 5 迫り出す身体」(埼玉県立近代美術館、2016年)をキュレーションして以来、高橋作品の変遷を見守ってきました。
これまでの多様な高橋の仕事を深く掘り下げながら、新シリーズ「Open Map」について、画家とキュレーター、双方の立場から語ります。
ご予約はこちらより→トークイベント予約ページ
※当日お越しいただくことも可能ですが、事前予約の具合によっては立ち見等になる可能性があります。
※YouTube等での配信は行いません。
登壇者プロフィール
高橋大輔
画家。デビュー当初より絵の具を幾層にも重ねた厚塗りの作品を数多く制作し、絵画がイメージ以前に物質であることを強烈に示す作品で知られる。2016年頃からは、数字や文字などの記号が描かれた作品が萌芽的に現れ始め、身の回りにあるものをモチーフとする作品へと推移していった。2022年頃からは詳しくは知らない関心のある特定の人物を想像して描く「アシャン」シリーズなど実験的な試みも行う。高橋の絵画への飽くなき探究心は、未だ見ぬ作品に出会える期待に溢れている。
近年の主な展覧会に、「アシャン」(2023年、CADAN有楽町、Art Center Ongoing)、「絵画をやる-ひるがえって明るい」(2022年、ANOMALY)、「約束の凝集 vol.5 高橋大輔|RELAXIN’」(2021年、gallery αM)、「眠る絵画」(2018年、URANO)など。また近年の主なグループ展には、都美セレクショングループ展 2022「眼差しに熱がこぼれる」(2022年、東京都美術館)、「2020年のさざえ堂–現代の螺旋と100枚の絵」(2020年、太田市美術館・図書館)、「NEW VISION SAITAMA 5 迫り出す身体」(2016年、埼玉県立近代美術館)、「ペインティングの現在 – 4人の平面作品から -」(2015年、川越市立美術館)、「絵画の在りか」(2014年、東京オペラシティアートギャラリー) などがある。
大浦周
埼玉県立近代美術館 主任学芸員。早稲田大学大学院文学研究科美術史学コース博士後期課程単位取得退学。
2013年より現職。担当した展覧会に「辰野登恵子 オン・ペーパーズ」(2018年)、「New Photographic Objects 写真と映像の物質性」(2020年)、「ボイス+パレルモ」(共同企画、2021年)など。
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