大木裕之 x 郡司ぺギオ幸夫 x 千葉真智子 トークイベント
国内外で精力的に映画/映像制作を続ける大木裕之。80年代後半から現在にまで続く大木の活動の全貌を捉えようと試みる本展の開催を記念して、4月3日 (水) にトークイベントを開催します。
登壇者は大木裕之本人と、生命基礎論研究者で数々の著書も発表、近年は作品制作・発表も精力的に行う、早稲田大学理工学術院基幹理工学部表現工学科教授、郡司ぺギオ幸夫氏と、2022年にαMプロジェクト「『判断の尺度』vol.4 大木裕之|tiger/needle とらさんの墨汁針」をキュレーションした、豊田市美術館学芸員の千葉真智子氏です。
本展タイトルにもなっている「アブストラクト権化」とは何か?という問いを起点に鼎談を行います。
ご予約は、下記リンクのArtStickerより宜しくお願い致します。
皆様のご来廊を心よりお待ちしております。
日 時: 2024年4月3日 (水) 19:00 − 20:30
登壇者: 大木裕之 (芸術家)、郡司ペギオ幸夫 (生命基礎論研究者)、千葉真智子 (豊田市美術館学芸員)
言 語: 日本語
入場料: 無料
予 約: ArtStickerよりご予約ください
*当日受付も可能ですが、先着順のためお立ち見になる可能性がございます。
*ご不明点がございましたら、お気軽に弊廊までご連絡ください。
場 所: ANOMALY、東京
*同トークイベントでは配信等は一切行いません。予めご了承くださいませ。
登壇者プロフィール:
大木裕之
1964年東京生まれ。高知県、東京都、他各地拠点。
東京大学工学部建築学科在学中の80年代前半より映像制作を始め、89年〜北海道松前町を中心にした映像作品群「松前君シリーズ」を開始。90年に「遊泳禁止」がイメージフォーラム・フェスティバル審査員特別賞を、96年に「HEAVEN-6-BOX」が第45回ベルリン国際映画祭ネットパック賞を受賞。その表現活動は映像制作のみに留まらず、ドローイングやペインティング、ライブ上映、インスタレーション、身体パフォーマンスなど多岐におよぶ。
カメラを手に、世界各地に自らの身体を動かし続けながら、移動と生活と哲学の相関関係を探り、動的ネットワークで複雑に構成される世界を描き出す。膨大なイメージが次々に重ねられていく独特で詩的な映像表現は国内外から高い評価を受け、数多くの国際展、映画祭にも数多く参加している。
郡司ぺギオ幸夫
早稲田大学基幹理工学部表現工学科教授。東北大学理学部卒(理学博士)。神戸大学理学部教授を経て2014年以降現職。著書に『生命微動だにせず』(青土社2018年)、『天然知能』(講談社メチエ2019年)、『やってくる』(医学書院2020年)など多数。2021年より実家に誰も見ることのない作品の制作を始め、2022年、日本画家中村恭子との二人展によって写真、動画やインスタレーションを展示。2023年7月札幌市『ALIFE2023無意識的関係性展』にてグループ展に参加。作品制作のドキュメントと創造性に関して『創造性はどこからやって来るか』(ちくま新書2023年)を出版。2024年2月長野市『もんぜん千年祭』でグループ展に参加。
千葉真智子
愛知県生まれ。専門は近現代美術およびデザイン。主な企画に「交歓するモダン 機能と装飾のポリフォニー」 (豊田市美術館、2022年)、「αMプロジェクト2022 判断の尺度」(gallery αM、2022年)、「岡﨑乾二郎 視覚のカイソウ」(豊田市美術館、2019年)、「切断してみる。―二人の耕平」(豊田市美術館、2017年)、「ほんとの うえの ツクリゴト」(岡崎市旧本多忠次邸、2015年)、「ユーモアと飛躍 そこにふれる」(岡崎市美術博物館、愛知、2013年)など。
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