津上みゆき|「欠片、植物、人の場所」関連企画 トークイベント

津上みゆきx坂元暁美 トークイベント

「欠片、植物、人の場所」展示風景、ANOMALY、Tokyo 2024
撮影:長塚秀人

 

ANOMALYで開催中の津上みゆき 個展「欠片、植物、人の場所」の最終日 5月25日(土)にトークイベントを開催いたします。上野の森美術館・学芸課長の坂元暁美氏をゲストにお招きし、お二人の接点や作品制作の裏側、本展初披露の連作《View, 20 Pieces, 2020-21》や銅版画作品について迫る貴重な機会となります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。


日 時:  5月25日 (土) 18:00 − 19:30
登壇者:  津上みゆき、坂元暁美 (上野の森美術館学芸課長) *敬称略
言 語:  日本語
入場料:  無料
予 約: ArtStickerよりご予約ください
*当日受付も可能ですが、先着順のためお立ち見になる可能性がございます。
場 所: ANOMALY、東京
*ただいま満席になりました。
*同トークイベントはYouTubeでの生配信を予定しております。当日弊廊へお越しいただくことが難しい方はこちらのリンクよりご視聴ください。


登壇者プロフィール:

津上みゆき
1973年東京に生まれ大阪に育つ。神奈川県在住。

京都芸術大学大学院修了。1996年NY滞在中に制作、作品について再考する機会を得、帰国後独自の絵画を改めて探求し始める。2003年VOCA賞受賞。2005年大原美術館が行う滞在制作プログラムにおいて日々のスケッチを元に風景画を描くという現在まで続く制作方法を確立した。全て作品のタイトルには“View”という言葉を冠しており、それは単に主題が眺めや風景だけでなく、見方や観点という広義を意識した制作に取り組んでいる事に由来する。2013年五島文化財団美術新人賞受賞。 風景画誕生の地と言われるイギリスに滞在し、制作するとともに過去の風景画家とその作品についての研究を行った。主な個展に、2005年「ARKO 津上みゆき」(大原美術館)、2013年「View-まなざしの軌跡、生まれくる風景」(一宮市三岸節子記念美術館)、2015年「日本の風景、ウッカーマルクの風景」(ドミニカナークロスター・プレンツラウ/ドイツ)、2018年「時をみる」(上野の森美術館ギャラリー)、2019年「View−人の風景」(長崎県美術館)。

 

坂元暁美
上野の森美術館学芸課長。女子美術大学非常勤講師。空豆主宰。

彫刻の森美術館学芸員(1988〜1997年)を経て、1997年より上野の森美術館勤務。
企画・担当した展覧会やプロジェクトに「ピカソ展」(1999、2002、2003年)、「VOCA展」(2000〜2022年)、VOCA展と連動した作家——田中功起、加藤泉、照屋勇賢、東島毅、高柳恵里、津上みゆき他——の個展(2007年〜)、「アートリンク上野−谷中」(1997年〜現在)、「ジグマー・ポルケ 不思議の国のアリス」(2005年)、「アートで候。会田誠・山口晃」(2007年)、「Art of our time」(2008年)などがある。
2022年から、自宅内に開設したギャラリースペース「空豆」で展覧会を企画・開催。