ライブパフォーマンス & 牧野貴 x 梅津元 トークイベント
現在開催中の牧野貴「コラージュとアンチコスモス」の関連企画として、ドラマーの山﨑巌氏と批評家/キュレーターの梅津元氏をお招きして、ライブパフォーマンスとトークを開催いたします。
今回のライブパフォーマンスでは、2013年のロッテルダム国際映画祭を皮切りに、世界20カ国以上で毎回アップデートしながら上演され続けている「Space Noise 3D」を披露いたします。16ミリフィルムとリアルタイムで発生するビデオを、同一のスクリーン上で変化させていくオーディオビジュアルパフォーマンスです。音楽は、牧野 (ノイズ・エレクトロニクス)と山﨑 (ドラムス)によるライブ演奏です。
また、パフォーマンス後には、長年に渡り牧野の作品を追い続けてきた、批評家/キュレーターの梅津元氏をお招きし、牧野との対談も行います。
貴重な機会をお見逃しなく、皆様のご来場をお待ちしております。
日 時:
2023年10月20日 (金)
19:30 – 21:00 (19:00 開場 / 19:30 開演)
ライブパフォーマンス (30分程度予定)
トーク(45分程度予定)
*当日の進行により各開始・終了時刻が変動する可能性がございます。
ライブパフォーマンス出演者:
牧野貴、山﨑巌 (サウンドデザイナー、ドラマー)
トーク登壇者:
牧野貴、梅津元 (芸術学)
言 語:日本語
入場料:¥1,500 (1ドリンク付き)
ご予約はメールかArtStickerから
*ArtStickerチケット販売は10月16日(月)18:00 – 受付開始
*当日受付も可能ですが、先着順のためお立ち見になる可能性がございます。
場 所:ANOMALY、東京
出演 / 登壇者プロフィール:
牧野貴
1978年東京都生まれ、神奈川県在住。映像作家。
2001年に日本大学芸術学部映画学科撮影・録音コースを卒業後、渡英。ブラザーズ・クエイのアトリエコニンクを訪問し、映像、照明、音楽に関しての示唆を受ける。その後、カラーリストとして、多くの劇映画やCF、ミュージックビデオ等の色彩を担当し、フィルム及びビデオに関する技術を高めながら、2004年より自身の作品上映を開始した。自然現象や人間、街など既成のオブジェクトを、フィルムやビデオなど様々なフォーマットで撮影する。編集段階において重層化して構築し、無限に広がり続けるような極めて有機的で想像的な牧野の映像作品は、映画界、美術界共に国際的に高く評価されている。現在は日本を拠点に、映画、音楽、インスタレーション、オーディオビジュアルパフォーマンスなどを世界各地で発表しており、Jim O’Rourke、大友良英、坂本龍一、渡邊琢磨、Machinefabriek、Lawrence English、Grouperなど著名な音楽家とのコラボレーションも活発に行っている。
山﨑巌
サウンドデザイナー、ドラマー。
映像制作集団「空族」メンバー。映画『サウダーヂ』より音響を担当している。Ghost, Overhang Partyなど、90年代のサイケデリックロックバンドでドラムを演奏。Damon and Naomi, Hugh Hopper など、海外ミュージシャンとの共演も多い。
現在は即興バンド”Out to”でドラムを担当、またベーシストの野村誠 (ex Pablo Picaso)と新しいプロジェクトが進行中である。牧野貴の映像作品「Memento Stella」ではイマーシブサウンドミックスを手掛け、新作「Anti-cosmos」ではサラウンドミックスを担当した。
演奏での共演は今回が初めてとなる。
梅津元
1966年神奈川県に生まれる。批評家/キュレーター。
1991年多摩美術大学大学院美術研究科絵画専攻芸術学修了 (修士課程)、同年より埼玉県立近代美術館学芸員 (2021年まで)。専門は芸術学。モダニズム以降の芸術の可能性を探るため、美術、写真、映像、音楽に関わる批評やキュレーションを中心に領域横断的な活動を展開。主なキュレーション、企画に、「DE/construct: Updating Modernism」(阿木譲をめぐる3つのプログラム) NADiff modern & SuperDeluxe (2014年)、「生誕100年記念 瑛九展」埼玉県立近代美術館 (2011年)など。
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