西尾康之 x 平田尚也 トークイベント

ANOMALYで開催予定の西尾康之 個展「コンパクト化」の初日、11月22日(土)にトークイベントを開催いたします。
美術家の平田尚也氏をゲストにお招きし、彫刻を軸にしながらVRを取り入れた表現に取り組むお二人が、それぞれの制作背景や思考、現在の関心について迫る貴重な機会となります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日 時: 11月22日 (土) 16:00 − 17:30
登壇者: 西尾康之、平田尚也 (美術家) *敬称略
言 語: 日本語
入場料: 無料
*お席は先着順のため、お立ち見になる可能性がございます。
場 所: ANOMALY、東京
登壇者プロフィール:

西尾康之
現代美術家、東京藝術大学美術学部彫刻科教授。1967年東京都生まれ。1991年、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。個展に、「REM (Rapid Eye Movement)」(2016年、山本現代(東京))、「エキゾチズム」(2012年、山本現代)など。近年のグループ展に、「日本美術の鉱脈展 未来の国宝を探せ!」(2025年、大阪中之島美術館(大阪))、「日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション」(2024年、東京都現代美術館(東京))、「リボーンアート・フェスティバル 利他と流動性」(2021年(宮城))など。作品集に『健康優良児』(Akio Nagasawa Publishing)、『西尾家の墓』(同)がある。作品は彫刻、絵画、CGなどの多分野にわたるが、主に陰刻鋳造という特殊技法によって彫刻を制作し、虚無をテーマとした作品発表を続けている。

平田尚也
1991年長野県生まれ。2014年、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業。
仮想空間や仮象性、存在論的なあり方を主題に、インターネット上から収集した既製の3Dモデルや画像データを素材として、PC上のバーチャル空間にアッサンブラージュ的に構成された視覚的作品を制作している。仮象的なイメージやオブジェクトの扱いを通じて、人間中心的な認識枠組から距離をとり、空間や身体の非人称的な可能性を探る。 作品は「意味」や「関係」といった既存の解釈枠に回収されない現象を提示することで、存在の不可分な次元に触れようとする試みでもある。
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