*上映作品に一部変更がございます。
大木裕之
「惑星のように見る」関連企画 大木裕之フィルム作品特別上映会&トークイベント
2025.7.26 (土)
登壇者:大木裕之、朝倉芽生(高知県立美術館 学芸員)*敬称略
言語:日本語
入場料:無料
定員:30名
ANOMALY、東京
予約ページ→こちら
ANOMALYにて開催中の「惑星のように見る」の関連企画として、今週末7月26日(土)に、大木裕之フィルム作品特別上映会&トークイベントを開催いたします。1990年代の貴重なフィルム作品4本を、デジタル上映いたします。
上映会後には、高知県立美術館学芸員の朝倉芽生氏と大木のトークイベントも開催いたします。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
*上映会準備に伴い、当日は、17時に一度ギャラリーをクローズさせていただきます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほど宜しくお願いいたします。
上映作品 *上映作品には、一部性的表現を含む箇所がございます。あらかじめご理解の上ご視聴ください。
《夏至の子》
1990、シングルチャンネルビデオ、20min
↓
《松前君の赤いパブリックパンツ映画》20160703大分mix
1998-2012/2016、シングルチャンネル・ビデオ、34min
《乱気流》
1991、シングルチャンネル・ビデオ、43min 6sec
《色風》
1992、シングルチャンネル・ビデオ、7min
《色目》*M+所蔵作品
1992、シングルチャンネル・ビデオ、7min
大木裕之(おおき・ひろゆき)
1964年 東京都生まれ。高知県、東京都、他各地拠点。
東京大学工学部建築学科在学中の1980年代前半より映像制作を始める。1989年からは、北海道松前町を中心に毎年撮影を続ける映像作品群「松前君シリーズ」に取り組む。
1990年に《遊泳禁止》がイメージフォーラム・フェスティバル審査員特別賞、1996年に《HEAVEN-6-BOX》が第46回ベルリン国際映画祭NETPAC賞を受賞。
カメラを片手に世界各地を巡り、自らの身体を動かし続けるその実践は、移動・生活・哲学の相関関係を探る試みでもあり、複雑に構成される世界の姿を映像として描き出す。膨大なイメージが折り重なる独自かつ詩的な映像表現は高く評価されており、これまでに国内外の国際展や国際映画祭に多数参加。2022年には国立映画アーカイブに作品が収蔵され、2023年にはロンドンのバービカン・センターで上映されるなど、近年ますます注目を集めている。
最近の主な展覧会、上映会に、「しないでおく、こと。―芸術と生のアナキズム」(豊田市美術館、愛知、2024)、「OKI HIROYUKI ON SCREEN 大木裕之特集2024」(シアター・イメージフォーラム、東京、2024)、「M+ Collection Highlight Videos」(M+、香港、2023)など。
朝倉芽生(あさくら・めい)
2018年より現職にて、石元泰博フォトセンター担当として写真アーカイブズの構築とその調査・研究、展示・普及などに従事するほか、高知ゆかりの現代作家を取り上げた企画等にも携わっている。
最近の担当展として、コレクション・テーマ展「写真の冒険」(2024)、「Yasuhiro Ishimoto – Des lignes et des corps」(共同企画、Le Bal[パリ]、2024年)、「ARTIST FOCUS #05 三嶽伊紗 カゲ ヲ ウツス」(2024-25)など。2023年には、高知県立美術館開館30周年を記念した上映会「大木裕之 監督作品上映」を担当。
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