横山裕一|「アースデイ」関連企画 トークイベント

横山裕一 x 金澤韻 トークイベント

《アースデイ 1》2023年、プラスチック、発泡スチロール、アクリル、マジック、石、H34.8cm,φ35cm ©︎Yuichi Yokoyama
 

約10年ぶりの個展開催で、大きな反響を呼んでいる横山裕一「アースデイ」。展覧会の関連企画として、2月17日 (土) にトークイベントを開催します。
登壇者は横山本人と、「横山裕一 ネオ漫画全記録:わたしは時間を描いている」展 (川崎市市民ミュージアム、2010年) を企画した現代美術キュレーターの金澤韻氏です。金澤氏には、会期中に刊行予定の作品集『アースデイ』にも評論をご寄稿いただきました。
トークイベントでは、同書の予約販売の他、横山によるサイン会も予定されております。

また、同イベントにて30分程のQ&Aが行われます。
事前に横山への質問及び相談したい悩みを募集いたします。
当日質問または相談が採択され、かつ会場にいらした方には作家から限定プレゼントが授与されます。
ぜひ奮ってご応募ください。

皆様のご来廊をお待ちしております。


日 時: 2024年2月17日 (土) 17:00 − 18:30
登壇者: 横山裕一、金澤韻 (現代美術キュレーター)
言 語: 日本語
入場料: 無料
予 約: ArtStickerよりご予約ください
*当日受付も可能ですが、先着順のためお立ち見になる可能性がございます。
場 所: ANOMALY、東京
*同トークイベントはYouTubeでの生配信を予定しております。当日弊廊へお越しいただくことが難しい方はこちらのリンクよりご視聴ください。


登壇者プロフィール:


横山裕一
武蔵野美術大学油絵科卒業後、ベニヤ板にペンキで風景や人物を描きながら、自身の絵画表現を模索する日々を過ごした後、2000年頃から「時間を描く」ことができる漫画へと表現の領域を広げ、2004年に『ニュー土木』で単行本デビューを果たす。
疾走感のある描線やオノマトペ、性別も国籍も超えたキャラクターなどを特徴とする横山の独自の表現は、「ネオ漫画」と称され、国内のみならず海外でも高く評価されている。これまで、『PLAZA』、『燃える音』、『ルーム』、『ICELAND』、『世界地図の間(ま)』、『ベビーブーム』、『アウトドアー』、『NIWA』、『トラベル』、『ネオ万葉』など数々の著作を生み出し、その多くは、フランス、アメリカ、イタリア、スペイン、ロシア等で翻訳出版されている。「横山裕一ネオ漫画全記録:わたしは時間を描いている」(川崎市市民ミュージアム、神奈川、2010年)、「YÛICHI YOKOYAMA: WANDERING THROUGH MAPS, UN VOYAGE À TRAVERS LES CARTES」(Pavillion Blanc、コロミエ、フランス、2014年) など大規模な個展が国内外で開催されたほか、「六本木クロッシング2007:未来への脈動」(森美術館)、「あいちトリエンナーレ2013」、「世界が妙だ! 立石大河亞+横山裕一の漫画と絵画」(広島市現代美術館、2016年)、「ロジカル・エモーションー日本現代美術展」(ハウス・コンストルクティヴ美術館、チューリッヒ/クラクフ現代美術館、ポーランド/ザクセンアンハルト州立美術館、ドイツ)、「CHILDHOOD: Another Banana Day For The Dream-Fish」(パレ・ド・トーキョー、パリ、フランス、2018年) など数多くの国際展やグループ展に参加している。
 

金澤韻
現代美術キュレーター。東京藝術大学大学院美術研究科修了、および英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート現代美術キュレーティングコース修了(MA)。熊本市現代美術館、川崎市市民ミュージアム、2つの公立美術館での12年の勤務を経て、2013年よりインディペンデント・キュレーターとして活動を開始する。国内外で展覧会企画多数。2017-2020年、十和田市現代美術館学芸統括。CIMAMメンバー。現代美術オンラインイベントJP共同主宰。株式会社コダマシーン共同代表。